神経内科って、どんな検査をするの?痛いの?時間はかかるの?
初めての受診って不安でいっぱいになりますよね。
今回は、実際に私が神経内科で受けた検査内容や流れについて、「患者」としての体験、そして「看護師」としての視点、両方から正直に綴ってみようと思います。
同じように不安を抱える方の参考になれば嬉しいです。
はじめに
「神経内科ってどんな検査をするんだろう?」
「痛いのかな…」
初めての受診には、いろんな不安がつきものですよね。
この記事では、実際に私が受けた検査の流れや、そのとき感じたことを「患者」と「看護師」2つの視点でお話しします。
これから受診される方の不安が、少しでも軽くなりますように。
第1章:神経内科で行われた検査の流れ
血液検査
最初に行われたのは血液検査でした。
体の炎症状態や、自己免疫、ホルモンバランスなど全身の健康状態を確認するための基本的な検査です。
🤎看護師視点のひとこと
普段から何気なくやっている検査ですが、「今の自分がどんな状態か」を客観的に見るためにとても重要なんです。
神経伝導検査(NCS)
次に行ったのが神経伝導検査。
手足に電気を流して、神経がどれだけスムーズに信号を伝えているかを調べる検査です。
電気がパチッとする瞬間はありますが、耐えられないほどの痛みではありません。
検査中は技師さんが常に声をかけてくれて安心できました。
🤎看護師視点のひとこと
この検査はしびれや感覚異常の原因が「神経」なのかを見極める大事なステップです。
患者さんには不安が出やすい場面だからこそ、丁寧な説明がカギだと改めて実感しました。
筋電図(EMG)
細い針を筋肉に刺して、筋肉の電気的な活動を記録する検査です。
名前からすると怖そうに感じますが、検査時間は短く、刺す瞬間のチクッとした痛みも一瞬でした。
看護師としては、(必要な情報を得るためには仕方ない検査)とわかっていても、実際に受けるとやっぱり少し緊張しました。
MRI検査
最後はMRI検査。
大きな筒状の機械に入り、20〜30分ほどじっと横になって脳や神経の状態を画像で確認します。
音が大きくてびっくりしましたが、ヘッドフォンで音楽が流れたり、スタッフさんが声をかけてくれるなどの配慮もあって安心して受けられました。
第2章:受ける前に知っておきたかったこと
所要時間は想像以上にかかる
私の場合は、検査が複数あったため検査入院をして数日かけて検査を行いました。
特に神経伝導検査やMRIは、予約の時間よりも待つこともあります。
病院のシステムによっては外来で検査する場合もあるので、できれば、初診の日は1日のスケジュールに余裕をもたせておくと安心です。
リラックスできる服装が◎
MRIでは金属がついた服を避ける必要がありますし、待ち時間が長いと疲れてしまうので、着心地のいい服装がおすすめ。
着脱しやすいゆったりした服装で行くのをおすすめします。
検査によっては検査衣に着替えて行う場合もあります。
スタッフさんはとても丁寧
これは本当にありがたかったこと☘️
検査の前にしっかり説明してくれて、不安な表情を見せたときには「大丈夫ですよ」と声をかけてくれるスタッフさんに救われました。
第3章:検査を受けて感じたこと
患者としての私は、
「どんな検査をされるんだろう」
「痛いのかな」
そんなふうに不安を抱えて病院に行きました。
でも、看護師としての知識があったからこそ
「これが必要な検査で、どこを調べているのか」が自然と理解できたのは少し心強かったです。
それでもやっぱり実際に“患者の立場”で経験してみると、想像とちがう部分も多く
「安心感を与えるケアの大切さ」
を改めて実感しました。
おわりに
神経内科で行われる検査は、どれも不安になりやすいものばかり。
でも、実際に受けてみると
「想像より大丈夫だった」
と感じることも多いです。
この記事が、同じように不安を感じている誰かの助けになればうれしいです🍀
迷っている方は、まずは一歩踏み出してみてくださいね🕊️