はじめに:こんなことで病院に行っていいのかな?
「こんなことで病院に行ってもいいのかな?」
「疲れがたまってるだけかも…」
私もそう思って、ずっと“様子見”をしていました。
けれどある日、鏡の中の自分を見て、思わず立ち止まりました。
顔色が、動きが、どこかおかしかったんです。
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受診をためらう気持ち、私にもありました
「迷惑かけたくない」
「もう少ししたら良くなるかも」
そんな思いから、“受診を先延ばし”にしてしまう人は多いです。
私も「仕事が忙しいし、育児で疲れてるだけだよね」と、何度も自分に言い聞かせてきました。
でも今振り返ると、“あのとき行っていれば…”と思うことがあります。
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私が病院へ行く決断をした瞬間
きっかけは本当に些細なことでした。
鏡の中の自分を見て「なんか変だ」と感じたこと。
それまでは「疲れてる」「年のせいかな」で片づけていたのに、
そのときは、“本当に違う何か”を感じたんです。
実は私、元々看護師をしていたこともあって、
「このくらいなら休めば治る」
「何でもない人が大半だから、病院に行くほどじゃない」
と、自分の症状を“軽く見積もってしまうクセ”がありました。
看護の現場では、「気になるなら早めに受診を」と患者さんには伝えていたのに、
自分のこととなると、“プロとしての知識”が逆に判断を鈍らせてしまったんです。
「医療者なのに、これくらいで病院に行っていいの?」
そんなプライドも、正直あったと思います。
けれどその日、鏡に映った自分の姿が
「それ、本当に“ただの疲れ”なの?」と問いかけてきたように感じました。
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病院に行くべきサインとは?
では、どんなときに病院へ行くべきなのでしょうか?
以下のようなサインがあるときは、遠慮せずに受診をおすすめします。
【受診を考えるチェックリスト】
– 2週間以上、同じ症状が続いている
– 日常生活に支障をきたしている(階段がつらい、起きられないなど)
– 寝ても回復しない
– 人から「顔色が悪い」と言われる
– 自分の感覚で「いつもと違う」と思う
特に「誰かから言われた異変」は重要なサインです。
家族や友人の言葉には、思っている以上に“気づき”が隠れています。
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まとめ:様子見しすぎないで
不調のサインは、時にとても静かで、気づきにくいものです。
だからこそ、「様子を見すぎない」ことが大切。
私も、勇気を出して受診したことで、本当の原因を知り、対処することができました。
あなたも、“自分を後回しにしすぎないで”くださいね。
この記事が、小さな後押しになれば嬉しいです。
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