「疲れが取れないけど、忙しいせい?」
「手足の違和感、気のせいかな…」
そう思いながら、病院に行くかどうか迷っている方へ。
私はそんな“はっきりしない不調”を長いあいだ放置し、
ようやく受診したことで病気が判明しました。
この記事では、
神経内科に行くべきサインと、病院の選び方、受診前にやっておくべき準備について、
元看護師かつ患者でもある私の体験をもとにお伝えします。
神経内科に行くべき“かも”しれないサインとは?
「病院に行くべきか迷う…」
そんなときに参考になるのが、症状のセルフチェックです。
神経内科が担当するのは、脳・脊髄・神経・筋肉などの異常からくる“体の違和感”や“動かしづらさ”。
でも見た目にはわかりづらいことも多く、「疲れてるだけかな…」と見過ごされがちです。
◆ 神経内科に行くべきか迷ったときのセルフチェック
以下のような症状があれば、神経内科での診察が適している可能性があります。
神経内科に行くべきか迷ったときのセルフチェック
✅ 手足の力が入りにくい/すぐ疲れる
✅ 表情が作りづらい/ろれつが回らない
✅ 片側だけしびれる or 動きが悪い
✅ 食べ物や飲み物が飲み込みにくい/鼻に抜ける感じがある
✅ 声が鼻声っぽくなる/話しにくい
✅ 物が二重に見える(複視)
✅ 疲れてもいないのに、体が重だるい
✅ いつもと違う感覚が長引いている(数日〜数週間)
→ 上記に1つでも当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。
※(複視)私には経験がない症状ですが、受診のたびに医師から必ず聞かれる項目です。少しでも心当たりがあれば、必ず伝えるようにしましょう。
どんな病院・診療科を選べばいい?
神経内科は、すべての病院にあるわけではありません。
以下のような選び方がスムーズです。
◆ 初めて受診する場合の選び方
まずはかかりつけの内科 or 総合病院へ → 紹介状をもらうのがスムーズ(神経内科は紹介制のことが多い)
地域の神経内科クリニックを探す →「地域名+神経内科」で検索 → Googleレビューや医師の経歴も参考に
※紹介状がなくても診てくれる神経内科もあります(予約優先のことが多いので確認を)
受診前に準備しておくこと(初診の不安を減らすために)
「症状がうまく説明できるか不安…」という声はとても多いです。
そんなときは、以下を事前にメモしておくのが効果的です。
◆ 準備チェックリスト
✅ 症状が出た時期・タイミング
✅ 症状の頻度・強さ・持続時間
✅ 日常生活への影響(仕事/家事/子育て)
✅ 他の人から言われた変化(顔のゆがみ、ろれつなど)
✅ 現在飲んでいる薬や持病(あれば)
※スマホのメモアプリでもOK!
※不安な場合は「話したいことを紙にまとめて持って行く」だけでも安心材料になります。
よくある質問Q&A
Q. どんな服装で行けばいい?
動きやすい服がおすすめ。
歩行動作の確認などもあるためサンダルやブーツ・ヒールは×
運動シューズなど動きやすく脱ぎやすいものが◎。
特に神経内科では脱いだり着たりの動作チェックが入る場合もあるので、パッと動ける服装がベスト。
Q. 費用はどれくらい?
初診料+検査でおよそ2,000〜5,000円程度。
紹介状なしで大学病院などを受診すると、追加料金(選定療養費)として5,000円前後かかることもあります。
Q. 受診後に検査がある?
初診での問診内容や医師の判断によっては、後日MRI・血液検査・筋電図などの検査が組まれることがあります。
体調やスケジュールに余裕のある日を選んで受診すると安心。
まとめ
モヤモヤする違和感が続くときは、“神経のサイン”かもしれない 迷ったらまず内科や地域の神経内科へ相談 事前に症状を記録しておくだけで、診察はずっとスムーズに!
体の声を大切にする一歩が、あなた自身を守ることにつながります。